建売と注文住宅どっちを買うべきか。私が東京多摩エリアで注文住宅にした理由。

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  • 建売を見てるけど注文住宅も気になる
  • いくら足せば注文住宅を買えるの?
  • 購入する決め手・ポイントを知りたい

注文住宅は高いだろうから建売にしようと考えてたけど、やっぱり注文住宅のことも知っておきたいですよね。

私は建売の多い東京の多摩エリアで戸建てを購入しました。

建売も注文住宅も両方検討した結果、どっちがおすすめなのか明確な答えがあります。

結論、

  • 建売⇨立地を最重視する人
  • 注文住宅⇨一生住む家に価値を感じる人

この2点が最大の違いです。

お金を一旦抜きにして、「その家を建てたい・住みたい」という所有感とか優越感に価値を感じる方は注文住宅を建てるべきです。

でも、「注文住宅は高いでしょ?」と思うかもしれませんが、多摩エリアでは建売も高額になるので、私の場合は500万の差でした。

注文住宅は無理だと最初から諦めていた人にも、チャンスありそうに思いませんか?

そこでこの記事では、以下の内容を解説していきます。

この記事でわかること
  • 建売と注文住宅を決めるポイント
  • 私が注文住宅を選んだ理由
  • 建売にいくら足せば注文住宅を購入できるか

後悔しない選択ができるように、両方悩んだ立場からお話するので、参考になれば幸いです。

多摩イズム
多摩イズム
多摩エリアの注文住宅
Profile
多摩エリアで作る\好立地×注文住宅/
土地の資産価値も理想の家も妥協しない家づくり
坪単価170万|駅徒歩3分・40坪の土地
延床面積30坪|ウィザースホームで建築
Contents
  1. 建売と注文住宅どっちがいい?結論は「何を優先するか」で決まる
  2. 建売を検討していた私が注文住宅を購入した理由
  3. 建売と注文住宅の金額差はどの建売と比べるかで変わる
  4. 建売のメリット
  5. 建売のデメリット
  6. 注文住宅のメリット
  7. 注文住宅のデメリット
  8. 統計だけでいえば、東京で注文住宅を建てる人は40%いる
  9. 注文住宅は知名度のあるハウスメーカーで建てるべき2つの理由
  10. 建売が向いてる人・注文住宅が向いてる人
  11. 最初からどっちかに絞る必要はない
  12. まとめ:建売は立地が強い、注文は所有感や優越感

建売と注文住宅どっちがいい?結論は「何を優先するか」で決まる

皆さんに質問です。

次の2つの条件の家があったとき、どちらが欲しいですか?

比較項目Aの家Bの家
土地の大きさ31坪(104㎡)40坪(133㎡)
延べ床面積約29坪(97.19㎡)約30坪(98.34㎡)
リビング2階1階
駅徒歩主要駅 
徒歩13分
主要駅2つ隣
徒歩3分
駅の充実度複数のスーパー、デパート
薬局、飲食店
マルエツ、薬局
土地の形旗竿地正方形
なしあり
駐車場あり(隣家と共有)あり
価格9,500万円1億円

上記2つは実際に私が購入を検討した家です。

この表には、建売と注文住宅がどっちが好みなのか明確な違いが表れています。

建売最大の魅力は、利便性の高い場所に住めること

建売住宅の例

多摩エリアで家づくりを検討して感じたのは、建売は好立地に建つことが多いことです。

建売の魅力は立地の良さ
  • 個人では手に入らない土地を購入できる
  • 流通量が多いので希望エリアに住める可能性が高い
  • 駅にスーパー、デパート、希望の学区が実現しやすい

府中駅、国立駅、国分寺駅のような主要駅から徒歩10分。すごく魅力的な場所に建売は売られています。

でも、注文住宅ってなかなか見ないですよね。

その理由は、好立地の土地はネットなどに掲載される前に業者間で取引されることが多く、注文住宅で土地を買うような個人にはなかなか渡らないからです。

実際、私も駅近で広めの空き地があると「この土地売られたら買いだな」と思って、土地情報をチェックしてました。しかし出てくることはほとんどありません。

気がついたら建売が建ってる・・・。こんなことは複数経験しています。

そう、建売の一番の魅力は、家そのものというより「いい場所に住める可能性が高いこと」なんです。

駅距離、買い物環境、学区、街の雰囲気など、住む場所を最優先したい方にとって、建売はかなり強い選択肢だと思います。

注文住宅の価値は「自分だけの家」を作れること

注文住宅の魅力は、世界に1つしかない「自分だけの家」を持てることだと思っています。

家に何を求めるのか、家に対する思い入れは人それぞれ違います。

  • 立地も広さも両立したい
  • 友達に自慢できる家を建てたい
  • 広い庭で家族で食事したい
  • 夏涼しくて冬あったかい家に住みたい
  • 家事がしやすい家を作りたい

こういう希望を1つずつ形にできるのが、注文住宅の良さです。

1つずつ「これがいい!」と思ったものを積み重ねていくから、完成した家への満足度はかなり高くなります。

思うに、家はただ住む場所ではないと思っています。家族と過ごしてたくさんの思い出がつくられます。そして、自分が歳をとるように家も歳をとります。一生を共に過ごすパートナーなんです。

そんな家にお金をかけたいと思うのは、むしろ当たり前なのではないでしょうか。

一生住む家に価値を感じ、愛着を持てる家が欲しい人に注文住宅をおすすめします。

建売を検討していた私が注文住宅を購入した理由

私は多摩エリアで戸建て住宅を検討していて、最終的に注文住宅を購入しました。

その理由は大きく分けて以下の2つです。

私が注文住宅に決めた理由
  1. 広くてかっこいい家を建てたいと思ったから
  2. 検討した建売と500万しか差がなかったから


実家が建売だし、住みたいエリアも建売が多いから建売を当然購入する気でいました。

初めての内見はトヨタホームの分譲住宅。かっこいいけど高すぎた

初めて見に行ったのはトヨタホームの建売です。

トヨタホーム建売
引用:トヨタホーム分譲住宅

今となってはトヨタホームが素敵なメーカーという認識がありますが、当時は全く知らず、かっこいい建売だからと思い見に行くことを決めました。

トヨタホームの建売のスペック
金額9,840万
土地面積約136㎡(約41坪)
延べ床面積100.93㎡(約30坪)
間取り4LDK
駅距離徒歩30分
方角
建ぺい率/容積率40%/80%
主な設備メーカータカラスタンダード
特徴的な仕様全館空調、床暖房、鉄骨住宅

見に行く前は、7,000万?8,000万くらいじゃない?と予想しました。

内見すると、まーあ素敵。

  • モダンな内装
  • タカラスタンダードの設備
  • 4LDKの大きい家
  • 窓から庭に行ける動線
  • 全館空調が付いている

今振り返っても、建売でこのスペックはすごいなと。

お値段は?

「1億です」

「たっか」

徒歩30分で1億は高すぎたので見送りました。

でも、このトヨタホームの建売が私の家づくりの基準になっていきました。

人気エリア駅徒歩13分 立地最高のファインコートを見学

駅からの距離が大切なんだと気がついて、次は三井不動産のファインコートを見に行きました。

ファインコート建売
引用:ファインコート

主要駅から徒歩13分。市内ではかなり人気かつ高級エリアです。

駅はなんでも揃うし、家の周辺にもスーパーがある。街歩きをしていると住んでる方の質が良くて雰囲気が別格でした。

ファインコートの建売のスペック
金額9,500万
土地面積31坪(104㎡)
延べ床面積約29坪(97.19㎡)
間取り3LDK
駅距離主要駅 徒歩13分
方角
建ぺい率/容積率60%/200%
主な設備メーカータカラスタンダード
特徴的な仕様2階リビング、旗竿地

これは、冒頭でご紹介したAの家のことです。

家の内装と雰囲気がかっこよく、トヨタホームよりも安い。立地重視の妻はかなり気に入った様子。

でも、私はトヨタホームの方がいい家だと思いました。

ファインコートは旗竿地のため、家の外観が全部見えないんです。1億出して、自分の家が見えないってもったいない!

こう、外から見たときに、大きい家だと思えないと気に入らないというか。「頑張って買った家だ!」と実感できる気がしませんでした。

また、

  • 2階リビングが不便そう
  • 隣家と距離が近い(土地にゆとりがない)
  • 駐車場が共有地にあるのが嫌だ

プライベート感が欲しくて戸建てを選んだのに、家が見えないし、隣家と近いなら、もうマンションでいんじゃないかと思うほど。

トヨタホームとファインコートを見に行って、自分たちが家に何を求めているのかがわかりました。

こんな家に住みたい
  • 「これが自分の家だ」と感じる優越感がほしい⇨家が大きく見えること
  • 駅から徒歩15分以内にあること⇨利便性は外せない
  • 他人からかっこいいと思ってもらいたい⇨承認欲求
  • ゆったりと暮らせる土地の広さがあること⇨庭と駐車場がある

建売を検討したのは家づくりのいい経験になりました。

建売との金額差が500万しかなかったから

もう一つ、注文住宅に決めた理由は、検討してきた建売と500万の差しかなかったことです。

住宅展示場に行って見積もりを出してもらったところ、土地と建物込みの総額1億円で建てられることがわかったのです。

また、契約前に外観のイメージパースを何度も作ってもらったり、そのハウスメーカーで建てた方の実際の家に訪問させていただいたことで、どんな家になるのか想像できました。

外観パース

「建売と500万しか変わらないなら、1つ1つこだわれる注文住宅で建てたい!」と感じて、建売ではなく注文住宅にすることにしました。

この建売と注文住宅の金額差について、次のトピックで詳しく解説します。

建売と注文住宅の金額差はどの建売と比べるかで変わる

多摩エリアでは、建売におおよそ+500万〜+2,000万で収まるケースが多いです。

私自身のケースでは、

  • トヨタホーム⇨1億
  • ファインコート⇨9,500万
  • 注文住宅(ウィザースホーム)⇨1億

建売と注文住宅の差額は約500万円でした。

ただし差額は「どの建売を基準にするか」で大きく変わります。

最初から安い建売と比べたら差は大きくなるし、高価格の建売と比べるとほぼ差がなくなります。

価格帯別の建売業者と注文住宅の価格差を見てみましょう。

価格帯別の建売業者と注文住宅の価格差を比較

建売といっても価格帯はかなり幅広いです。おおまかにいうと、以下の3種類に分類できます。

  • パワービルダー
  • 地元工務店
  • ブランド建売
  • ハウスメーカー建売

それぞれ、いくら足せば注文住宅を買えるのかイメージを作りました。

建売業社と注文住宅の金額差

高価格の建売になるほど、建物金額が上がります。土地の仕入れ値はどの業者も大きく変わらないので、純粋に建物の部材や設備の質が良くなるということです。

しかし、高価な建売でさえ、間取りや設備は決まってるから個人的には、「値段差が少ないなら注文のほうがいいよな」と思ってしまいますね。

まとめると、

  • 安さ重視で建売を考えているのか
  • こだわりのある建売を検討していたのか

この2つで、どのくらい建売に足せば注文住宅が買えるのか変わります。

もともとグレードの高い建売を検討していた人なら、少しお金をプラスすれば注文住宅も手が届くかもしれません。

建売のメリット

建売の強みは、立地と金額の分かりやすさだと考えています。

他にも、私が注文住宅を建てて、建売の方がいいと感じたことを解説します。

  1. 好立地の土地を購入しやすい
  2. 値段が明確であり予算オーバーしにくい
  3. 住宅ローンがシンプルに組める
  4. 分譲地は近所付き合いが比較的楽

メリット①:好立地の土地を購入しやすい

私が考える、建売最大のメリットは、好立地の土地を購入しやすいことです。

建売の立地が強い理由
  • 個人に出回る前に業者間で取引される
  • 建売の数は、土地だけの流通量より多い
  • 需要がある場所に作る方が売れる

立地を重視するなら、建売を検討した方が希望エリアに住める可能性は高いです。

そして、好立地の建売にはもう1つ大きなメリットがあります。

それは、資産価値を保ちやすいことです。

建物は、建設から22年建つと税務上の資産価値が0に近くなると言われています。これは建売でも注文住宅でも同じです。

建物の資産価値の目減り
国税庁「主な減価償却資産の耐用年数表」より作成

でも、駅から近い、人気エリアにある、生活しやすい場所にある。こういう土地は、将来的にも需要が残りやすいと考えています。

つまり、好立地の建売には、投資的な側面もあるということです。

家を投資目的だけで買うわけではないけど、将来売れるかどうかはかなり大事じゃないですか。

  • 転勤の可能性がある
  • 子どもが独立したら住み替えたい
  • 老後は賃貸でいい
  • 将来的に売却する可能性もある

このような人にとって、好立地の建売はかなり相性がいいと思います。

「家そのもの」よりも「どこに住むか」を重視するなら、建売はかなり現実的で、資産性の面でも検討する価値がある選択肢です。

メリット②:値段が明確であり予算オーバーしにくい

建売は、すでに表示されてる金額を出せば買うことができるので圧倒的にわかりやすいと思いました。

建つまで総額がわからない注文住宅と比べると、予算オーバーのリスクを減らせます。

建売と注文の値段イメージ

実際には、火災保険やローン手数料がかかってきますが、おおよその値段は住宅営業の方が教えてくれます。

すでに戸建てを買うのがカツカツで、絶対に予算オーバーできない方にも建売はいい選択になります。

メリット③:住宅ローンがシンプルに組める

建売のローンは、

  • どの銀行で借りるか(金利など)
  • 固定金利か変動金利か

を決めるだけでいいので、すごいシンプルだし知識もほぼいらないと思います。

注文住宅の場合は、土地と建物でローンが分かれるので手続きが複雑でやることも多いです。

建売と注文のローンの違い

建売は、土地と建物を同時に購入するので住宅ローンが1つだけです。

これによって、金利も1つしか発生しないので家計管理が楽になりますね。

メリット④:分譲地は近所付き合いが比較的楽

これは個人的な意見なんですが、分譲地の建売は、1から近所付き合いが始まるので、変な風習がないのがいいなと思います。

全員が横一線でスタートするから、その分譲地の人たちで作っていくみたいな。

対して、注文住宅は、空いた土地に建てるので、その周辺に住んでいる先輩方が多くいるわけです。

このご近所さんが、ルールに厳しかったりすると、なかなかやりづらいよなと実感しています。

でも、「元から住んでる人がいる土地の方が、周りの方が面倒を見てくれるからいい」という意見もあるので、これは好みですね。

建売のデメリット

次に、注文住宅と比べてみて感じたデメリットを見ていきます。

  1. 建物のコストが抑えられている
  2. 広い土地を購入しにくい
  3. 資産価値の低い土地の建売は購入してはいけない

デメリット①:建物のコストが抑えられている

注文住宅と比べると、建物のコストが抑えられている分、設備・仕様が中の下〜中グレードの設備や部材になりやすいです。

坪単価の高いエリアだと、土地の価格だけで結構な金額になるので、建物の価格で調整しないと買える人がいなくなってしまうからです。

建売と注文住宅の何が違うのかざっくりまとめました。

また、総額に対する土地と建物の費用は大体以下のような割合になります。

総額に占める土地と建物の比率(土地:建物)
住宅による違い平均的なエリア坪単価が高いエリア
建売住宅7:38:2
(ほぼ土地代)
注文住宅5:56:4
(建築費<土地代)
東京多摩エリアの場合

建売の設備や部材のグレードは、注文住宅と比べると劣るかもしれませんが、住みにくいとか、すぐ壊れるというものではないです。

というか、住んでしまえばその家の環境に慣れてしまうので、気にならない人もいるかもしれないですね。

デメリット②:広い土地を購入しにくい

建売は、広い土地を購入しにくいので、駐車場と庭が欲しい人には向かないと思います。

建売の土地は、もともと大きな1つの土地で、これを分割しています。

分譲地の作り方

不動産会社の人いわく、「戸建ては売れ線の価格(相場)があって、相場に合うように土地の大きさを決める」と言っていました。

つまり、そのエリアでは、平均以上の広さの建売は出てきにくいということです。

土地が狭い=家が狭いことになるので、家の大きさを重視する人は建売向きではないですね。

デメリット③:資産価値の低い土地の建売は慎重に考えるべき

建売のいいところは、立地の良い場所に家を持てることです。

逆にいうと、立地が悪く、資産性も期待しにくい建売住宅は、慎重に考えた方がいいと思っています。

なぜなら、建売の最大のメリットである「立地の良さ」が弱くなるうえに、建物そのものにも強いこだわりを反映しにくいからです。

  • 土地の価値は残りにくい
  • 建物の性能や快適性にも強い魅力を感じにくい。

こんな中途半端な建売に数千万もかけるのは非常にもったいない。

たとえば、次のような建売は注意が必要です。

買ってはいけない建売の例

もちろん、価格が安い、実家に近い、職場に通いやすいなど、その人にとって明確な理由があるなら選択肢になりますが。

資産性も家の性能もあまり求めないのであれば、無理に新築建売にこだわらなくてもいいかもしれません。

条件によっては、好立地の中古戸建てを購入して、自分好みにリノベーションする方が満足度が高くなる可能性もあります。

注文住宅のメリット

メリット①:世界で1つだけのマイホームができる

注文住宅を建てて一番良かったと感じるのは、自分がいいと思ったことを形にできることです。

注文住宅を検討している時点で、何かしらこだわりたい派の人なはず。そんな人が建売のように決まったものを買っても「何か違う」と後悔します。

実際、私も2社の建売を見て建てたい家の理想が固まりました。

  • 吹き抜けのある家
  • リビングから庭へ直接行ける動線
  • 駐車場が広い家
  • 設備や照明がかっこいい家
  • 家の外観が全て見える土地の形状

建売でも、上記の要素の1つは入ってるけど、全てを叶える理想の家は実現できないとわかったんです。

もうこれって、安いとか安くないとかじゃなくて、自分の家を建てることに意味を感じてるということ。優越感とか承認欲求ですよね。でも、一生住む家なら、お金をかけるべきだと思うんです。

むしろ、仕事から帰ってソファから吹き抜けを見上げたとき、「頑張ってローンを返していこう」というプラスの原動力にもなります。

注文住宅は、家そのものに価値を感じる人や、一生愛着を持てる家が欲しい人にぜひ建てて欲しいなと思ってます。

メリット②:資産価値とこだわりを両立できる

私が注文住宅づくりで一番うまくいったと思っているのは、資産価値のある土地に、こだわった家を建てられたことです。

このブログでは何度もお伝えしていますが、注文住宅は「資産価値の高い土地」で建てるべきだと考えています。

資産価値のある土地なら、万が一ローンが返済できないときの担保になるし、売却したときに利益が出るからです。

注文住宅は資産価値の高い場所で建てるべき

単純に考えると、建売と注文住宅は次のような構図になりがちです。

  • 建売:狭い敷地のペンシルハウス
  • 注文住宅:田舎の広い敷地に大きい家

しかし、注文住宅は本来、土地だって自分で選べます。

土地選びをしっかり行えば、建売のメリットである「資産価値のある土地に住めること」も実現できるんです。

つまり、知識を持って家づくりを進めれば、建売の強みである土地の資産性と、注文住宅の強みである家へのこだわりを両立できるということです。

これが、建売ではなく注文住宅を選ぶ大きなメリットだと感じています。

メリット③:将来のメンテナンスコストが少ない

将来のメンテナンスにかかる費用が建売よりも少なかったことも注文住宅に決めた要因の1つです。

というのも、私は初期投資が高くても、後で回収できるなら買っても良いと考えています。その1つが修繕費です。

私が「ウィザースホーム」で建てた理由は、将来高額なメンテナンス費がかかる場所が、耐久力のある部材を使っていたことでした。

ウィザースホームって高すぎないハウスメーカーなのですが、このクラスのメーカーで全面タイル張りが標準なのは唯一無二です。

将来お金がかかりにくいハウスメーカーを選べば、建売との初期費用の差を埋められるので注文住宅を購入しやすくなると思います。

注文住宅のデメリット

注文住宅を建てた後に、多摩エリアだからこそのデメリットがあることを知りました。

多摩エリアで建てる人はぜひ知っておいてほしい内容です。

  1. 家が建つまで総額がわからない
  2. SNSで見るキラキラのお家は実現しにくい
  3. 理想の土地を見つけるのが難しい

デメリット①:家が建つまで総額がわからない

注文住宅は、非常に予算オーバーしやすいです。

スーモが行った調査「注文住宅 3000人の家づくり体験談 2016【建築費用編】」によると、
注文住宅を建てた人の約70%が当初提案された金額よりもアップしていることが分かってます。

注文住宅で予算オーバーした人の割合

私も最初の見積もりでは、9,850万だったところ、最終的に1億150万と約300万円アップだったので、概ねこの調査どおりだと思います。

予算オーバーする原因は、契約後に打ち合わせして決めることが多いからです。

  • ローンの事務手数料
  • 土地の登記費用
  • 設備の細かい仕様決め(色で値段が違うことも)

など、細かい費用が積み重なっていきます。。

設備の仕様ってスーパーみたいに値段を見て決めるわけじゃなくて、「これ欲しいですか?」とか「これあるとかっこいいですよ」

みたいに次から次へと追加していくので、後から総額を見るとすごい増えてるってわけです。

私もキッチンのショールームで実物見てたので、最終的に削ったときは後悔しました笑

トクラスキッチン
トクラスのキッチン 本当は扉カラーを同じものにしたかった

予算オーバーしないようにするには、あらかじめ営業の方に「総額いくらまでで建ててください」と伝えておくと、その範囲内で提案してくれるはずです。

デメリット②:SNSで見るキラキラのお家は実現しにくい

敷地条件が厳しい多摩エリアでは、SNSで見るようなキラキラのお家を作るのは難しいかもしれません。

特に、間取りに関しては敷地が狭く隣地と近いと実現不可能なことが多いです。

私がSNSを見て、憧れたけど実現できなかったことはこんなものがあります。

注文住宅で実現できなかったこと

SNSで発信している人って、広い土地がある地方の人ですから正直参考にならないことが多かったです。

多摩エリアでは、注文住宅=なんでもアリではないことを知っておいてください。

デメリット③:理想の土地を見つけるのが難しい

多摩エリアの家づくりでもっとも悩むポイントは土地選びです。

大前提として、多摩エリアで利便性の高い場所だと土地が余ってないです。皆さんが検討されてるエリアも家が密集してませんか?

個人的には、注文住宅を建てるなら、延べ床面積30坪程度の広さが欲しいと考えているので余計に選択肢が狭まりました。

他にも、以下の理由でナシになった土地もたくさんあります。

検討したけど見送った土地の例

私の場合、毎日土地情報を見て、不動産会社にも行って、6ヶ月かかって土地を見つけることができました。

でも、いい土地に建物を建てられれば、資産価値のある注文住宅を持つことができるので、ぜひ頑張ってほしいです。

統計だけでいえば、東京で注文住宅を建てる人は40%いる

家づくりを検討しているとき、私が気になったことの1つが、「東京で注文住宅を建てている人って、どのくらいいるんだろう?」ということです。

多摩エリアだと建売が多く見えるから、戸建て=建売のイメージだけど実際どうなのか調べてみました。

国土交通省「建築着工統計調査報告 令和6年計分」によると、以下のような割合になっています。

地域別注文住宅(持ち家)の割合
全国平均約70%
東京都約44%

この統計で注意したいのは言葉の意味です。

  • 持家⇨自分が住むために建てる家⇨注文住宅
  • 分譲住宅⇨売るために建てた家⇨マンションや建売

つまり、統計上の注文住宅ってすごい広く定義されてるということ。

注文住宅を作る会社は多くある

多くの人が注文住宅と聞いて想像するのは、住宅展示場に出展しているようなハウスメーカーの注文住宅ではないでしょうか。

でも、注文住宅っていろんな会社がやってます。例えば、こんなもの。

注文住宅を建てる建築会社の種類

実際、私も土地探しのために不動産屋に行ったときに、聞いたことのない住宅会社を紹介されたことがあります。

もちろん、その会社が悪いという意味ではありません。地域密着で良い家を建てている工務店もあります。

でも、皆さんがイメージする展示場のハウスメーカーが建てた注文住宅は、体感としてはそこまで多くないのではないかと思っています。

では、多摩エリアではどの会社で建てるのが良いのか、個人的な見解をお話しします。

注文住宅は知名度のあるハウスメーカーで建てるべき2つの理由

私は、注文住宅は住宅展示場に出展している知名度のあるハウスメーカーから検討したほうがいいと考えています。

その理由は、大きく分けて2つです。

知名度のあるハウスメーカーで建てるべき理由
  1. 資金力や営業体制が強い
  2. 施工実績やノウハウが蓄積されている

理由①:資金力や営業体制が強いから

まず、建築会社がどれだけ資金力があるかは非常に大事です。

最近、建材価格の上昇、人件費の高騰、職人不足による工期の長期化などで、建設業界全体が厳しい状況にあります。

帝国データバンク『建設業の倒産動向(2025年)』によると、2025年の建設業の倒産は2,021件で、過去10年では最多。さらに、木造建築工事も230件の倒産があり、住宅価格の上昇や工期延長による資金繰り悪化が指摘されています。

帝国データバンク2025年の建設業倒産件数
引用:帝国データバンク『建設業の倒産動向(2025年)』

直近だと中東情勢(ナフサショック)によって、部材が入らず廃業する工務店もありました。

また、YouTubeやスレッズで、着工してから引き渡しされる前に倒産されてローンだけ残ったという最悪なケースも目にして衝撃を受けました。

私もこれから着工というタイミングでしたので、正直不安でした。でも、新しい展示場に出展したり、着工数が伸びて儲かっている話を聞いて安心しましたね。

理由②:施工実績やノウハウが蓄積されているから

次に、施工実績の多さも重要です。

作ってきた家が多い会社ほど、施工のノウハウが蓄積されて品質の高い家になるからです。

また、有名なメーカーであれば、SNSでたくさんの投稿を見ることができるので、より自分が建てたい家のイメージが湧くのもいいですね。

知名度がある会社なら絶対安心というわけではありませんが、情報が多いので比較検討しやすく、失敗をしにくい選択肢だと思います。

東京多摩エリアの住宅展示場の情報は以下のリンクからご確認ください。

建売が向いてる人・注文住宅が向いてる人

最後に皆さんが建売と注文住宅どっちが向いてるかまとめておきます。

まずは建売から。

建売は立地が第一優先の方に向いてる

建売がおすすめな人
  • 利用駅、学区、駅距離に強いこだわりがある人
  • 家そのものより土地の方が重要だと思う人
  • 絶対に予算オーバーできない人
  • 将来売却することを視野に入れている人

建売の魅力は、好立地に家を持てることです。

「絶対にこのエリアで建てたい!」なら、注文住宅よりもいい土地が見つかりやすいです。

一方、人気エリアであるほど建物の質が下がる傾向にあるので、家よりも土地を優先する人に向いています。

少しでもこだわりたいなら注文住宅が向いてる

注文住宅は、次のような人におすすめします。

注文住宅がおすすめな人
  • 自分の「好き」を詰め込みたい人
  • 家を家族のように大切にしたい人
  • 家も土地も同じくらい重要視している人
  • 建売を見てもちょっと違うと感じてる人
  • 長期的なコストも含め考えたい人

土地が高い多摩エリアでは、家そのものに価値を感じる人が建てるべきです。

こだわって建てた家は、家族と同じようにずっと大切な存在になります。そこにお金をかけるのは間違いない選択肢だと思います。

最初からどっちかに絞る必要はない

家づくりを始めたばかりでは、そもそも自分が家づくりに何を求めるかわからないはず。

私も最初は建売を検討した結果、自分がやりたいことは注文住宅でしか叶えられないと知りました。

  • 生まれ育った多摩エリアで戸建てを建てたい
  • 広い土地に大きい家を建てたい
  • 立地もちゃんと重視したい
  • 満足感・優越感のある家がいい
  • 家族と思い出を作る場所として大切にしたい

これらの望みが叶うのが注文住宅でした。

みなさんも最初は絞らずに両方検討してもいいです。

もし、すでに建売も見ていて、「何か違う」と感じるなら、注文住宅も一度見てみてもいいかと思います。

まとめ:建売は立地が強い、注文は所有感や優越感

今回は建売と注文住宅はどっちがいいかについて解説しました。

結論、

  • 立地を一番に考えている人⇨建売
  • 家そのものに価値を感じる人⇨注文住宅

建売は、人気エリアの駅近といった好立地の戸建てを購入できる可能性があるのが魅力です。

一方、注文住宅は自分のこだわりを詰め込むことができるので、家に対する所有感や優越感を感じられるのがメリットだと思います。

私は、建売を検討していました。建売で見た「いいな」と思うポイントが全部詰まった建売がなかったので、1つ1つ決められる注文住宅にしました。

また、検討してた建売と500万の差しかなかったのも決め手でした。

建売にいくら足せば注文住宅を買えるのかは、検討している建売のランクによって異なります。

建売業者注文住宅に必要なお金
パワービルダー
地元の工務店
おおよそ+1,500〜2,000万
ブランド建売おおよそ+500〜1,000万
ハウスメーカー建売おおよそ0〜+500万

注文住宅を建てるなら、知名度のある会社で建てるのがおすすめです。

知名度のあるハウスメーカーで建てるべき理由
  • 資金力や営業体制が強い
  • 施工実績やノウハウが蓄積されている

当サイトでは、多摩エリアで注文住宅を建てたい方に向けて、家づくりに役立つ情報を発信しています。気になる記事があれば、ぜひ他の記事もご覧ください。

また、私に直接相談とか質問したい方はインスタグラムのDMでもお答えします!

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多摩エリアの注文住宅
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